女性のバストの構造と変化

バストの構造と変化について解説します。

バストの構造と変化

バストは、医学的には「乳房(にゅうぼう)」と呼ばれる、胸部の2つの膨らんだ部分のことです。その2つの膨らみは概ね対称となっており、性徴の度合いや年齢、個性により大きさが異なります。乳房の先端には、乳首と呼ばれる赤茶色系の突起があり、その周辺には円形の乳輪というやはり赤茶色系の部分があります。こちらも性徴の度合い、年齢、個性によりその大きさ及び色が異なります。

 

成人女性のバストの全体のおよそ90%は脂肪で、あとの10%は乳腺でできていますが、幼児期や小学校低学年のいわゆる第一次性徴の頃は、まだ乳首だけがあり乳房の膨らみもなく、乳腺も発達していません。やがて思春期になり、第二次性徴を迎える頃には、乳首及び乳輪周辺部の大きさや色の変化が観られ、乳腺も発達してきます。次に初潮を迎える前後になると、乳腺の乳房における割合が増加し、この時期乳房は最も硬度を増すことになります。

 

乳房の構造

 

初潮から1〜3年を経た頃になると、乳房全体の脂肪の割合が増加し始め、初潮前後の硬い乳房は姿を消すことになり、通常は柔らかくふっくらした乳房へと姿を変え始めるのです。その後、思春期が終わり成人へと成長した頃には、前述のように脂肪と乳腺が、9対1の割合へと変化し成人女性のバストが完成するというわけです。

 

一旦完成したバストを、そのまま維持できれば女性のバストに関する悩みの何パーセントかは解決できるのでしょうが、残念ながらそうは行きません。では、バストケアをせずそのまま放置したバストは、その後医学的にどのような運命を辿るのでしょうか。

 

20代の前半は、いわばバストの最盛期です。しかし、20代の後半には既にバスト上部の張りが失われ始め、30代中ごろにはバスト全体が撓み、堂々と上を向いていた乳首もその頭を垂れることになります。さらに40代ともなれば、バスト全体が外側に流れ下垂傾向となり、50代以降はなんとも形容の仕様がないほど変わり果てた姿になってしまうのです。

 

何も驚かそうというわけではありません。いわば、このバストの経年変化は自然の摂理ともいえるわけですが、何とかその変化に抗い、美しいバストを保つためには、自身のバストに合った様々なバストケアが必要になってくるということです。

 

バストの形が崩れてしまうのには、様々な要因があります。バストは大胸筋という筋肉上に位置しており、この大胸筋がバストを支えているわけです。しかし、放っておけば年齢とともに当然この大胸筋も衰えていきますので、それなりのケアが必要になってくるわけです。

 

また、女性ホルモンの影響も大きいといわれています。女性ホルモンは、思春期の頃より活発に分泌され始めますが、30代を境に少しずつ減少していき、更年期を迎える頃には極端に減少し、やがて分泌されなくなっていきます。

 

加齢による女性ホルモンの減少に抗う術はありませんが、この女性ホルモンのバランスを整えたり、分泌を促したりして美しいバストを維持することは可能なのです。

 

美しい女性

また、貧乳に悩んでいる女性の方は、元々この女性ホルモンの分泌が滞っている場合があるので、分泌を促すバストケアの方法が有効なケースが多くあります。ですから、決して諦めずに日々のケアを行なうことが大切になってきます。

 

 

いずれにせよ、バストがその構造上、加齢とともに変化をすることはある程度仕方がないことなのですが、次のページでは、バストが大きくならないその原因に焦点を合わせて分かりやすく解説していきます。

 

 

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