ダイエット教材|人は何故太るのか?

人間はなぜ太るのか?について説明していきます。

人間は何故太るのか?

ダイエットする女性

人は生命を維持するために食事をします。そしてその摂取した食事がエネルギーへと変わるのですが、本来ならそのエネルギーが生命維持のための消費や運動に必要な消費などによって、摂取と消費が適正なバランスを保っていれば、余計なものは体に蓄積されないはずなのです。
しかし、エネルギー摂取が多すぎることや、運動不足などで十分にエネルギーが消費されない場合に、摂取と消費のバランスが崩れ“太る”ことになってしまうのです。

 

つまり、
食事=摂取エネルギー消費エネルギー=0 ∴適正体重
食事=摂取エネルギー消費エネルギー=+α ∴太る   ということです。

 

でも、ここでいくつかの疑問点が出てきます。

 

例えば、痩せの大食いなんていう言葉があるように、食べても食べても全然太らない人がいますよね。これは何故でしょうか?

 

痩せの大食いって!?

 

人間の内臓イラスト

人間は食事をすると、食べたものは食道を通して胃に入り、胃から小腸、大腸を通過する間に消化吸収されます。この消化吸収が正常に行われてこそ、人間は生命を維持するためのエネルギーを得られるわけです。
ですが、この消化吸収の機能は人によって驚くほど個人差があって、食べてから便となって体外へ排出されるまでに、1日程度の人から3日かかる人がおり、なかには、そのプロセスを半日以下、或いは数時間で行える人もいます。

 

よく、テレビでとんでもない量の食事をペロッと平らげて平気な顔をしている方を見ますよね。そういう方は大概すらっとした細身の方が多いように感じますが、このような方たちは体質的に食べ物が消化管の中を通過するスピードが異常に早く、十分に消化吸収されないまま、体外へと排出されているのです。
食べ物が十分に消化吸収されていないということは、体内にエネルギーとして取り込まれていないということですので、太ることもないというわけです。

 

だったら、このような状態を人為的に作り出すことは出来ないか?もしも、それが出来るなら、食べたいものを食べたいだけ食べても、全く太らないというダイエット法も可能なのでは?と、そんな夢のような考えも浮かんでくるのですが、当然さすがにこれは無理な話です。

 

以前、下剤ダイエットなどという、下剤を飲むことで食べたものの消化吸収を避け、結果として痩せるというダイエット法が話題になったこともありましたが、これは健康を損ねる危険なダイエット法ですので決して手を出さないように注意してください。

 

では、疑問の2つ目。摂取エネルギーより消費エネルギーが少ないのが太る理由なら、そのエネルギー消費を十分に行っているであろうと思われる、例えば、スポーツ選手には太った人はいないのか?と言う疑問です。

 

確かに、陸上競技などのいわゆるアスリートにはあまり太った人は見当たりません。ですが、人気のスポーツの中でも、例えばプロ野球選手の中には時折肥満体型の人を見かけます。これは何故でしょうか?

 

野球選手

これは元々、野球がスポーツ競技の中でも、比較的消費カロリーが少ないスポーツだと言うこと。例えば、テニスやサッカーに比べて野球での消費カロリーは半分以下、水泳選手に比べれば10分の2以下なんだそうです。
確かに野球はダッグアウトで座ってる時間も長いですし、常に激しい運動をしているという印象はあまりありませんね。ただし、野球で太った人が多いのは、運動による消費カロリーの多寡だけが理由でもないようなんです。

 

食べる時間帯に問題あり!?

 

日本のプロ野球は、ナイターが多いですから、まず、試合前の練習をひと通り済ませたあとの午後4時ごろに結構な量の食事を摂るそうです。そして、その日のナイトゲームにのぞむわけですが、試合の終了は早くて21時台、遅ければ22時を過ぎる場合もあります。
選手はその後に夕食を摂ることになります。これは一般人と比べると非常に遅い食事ということになります。実はここに太る理由があります。

 

ダイエットをする場合に、いくつかのポイントがありますが、そのひとつが食事時間です。
夜の遅い時間に食事を摂ることは、ダイエットにとって最も禁忌するべきことですが、プロ野球選手の場合、朝食も昼食も不規則な時間帯に摂り、なおかつ夕食の時間は大概22時以降で、その内容も肉食中心でカロリーも多く、またアルコールも摂取するなど(人によって違いはあるでしょうが)、これでは、さあ!太ってください!と言わんばかりの食習慣になってしまいます。
不規則な時間帯の食事と夜遅くからのカロリー過多の食事が太る原因となるのです。

 

さて、ある程度食事の量や摂取する時間帯もコントロールできて、毎日運動もしている。このように摂取と消費のバランスが上手く取れていれば、太る理由は無い筈なのですが、残念ながら太る原因はそれだけではありません。

 

肥満は遺伝する!?

 

ウエストを測る女性

最近の研究によると、太ることには遺伝子が関係していることがわかってきているのです。(肥満は遺伝によるものではないという説も根強くありますが。)
摂取した食事は体内でエネルギーに変換される際に燃焼しますが、この燃焼の度合いが低いタイプの遺伝子を持つ人がいるんです。
燃焼の度合いが低ければ当然、余分なエネルギー(カロリー)が体内に脂肪として蓄積されるわけです。
両親のどちらかが太っていると、その子供が太る率は50%、両親とも太っていれば、その子供が太る率は80%ともいわれていますので、太ることに遺伝子が関与していることはどうやら確かなようです。

 

 

 

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